ログハウスにマッチする塗料はかなり研究したんですが、選択したのはフィンランドのティックリラ!
フィンランドの材だからフィンランド製というわけではなく、色、塗料の質、塗りやすさ、メンテナンス性などを加味してこれにしました。
ティックリラでないと出せない色があってどうしてもそれが塗りたかった。
バルッティオパークのブルーグレーのようなオリーブグリーンのような不思議な色。
塗っていてこれグレーだろ?とか言いながら息子と塗っていましたが、遠目で見るとグリーン。
ん~不思議。
塗り心地は、割とペタペタと塗れる粘性は中くらい。
市販のペンキと同じような塗り心地です。
あっここで注意ですが木材にペンキは絶対塗らないでください!
ペンキを塗ると膜を作ってしまい、剥離、膨らみなど発生してあとで大変なことになります。
じゃ何がこの塗料と違うかというと、この塗料は木に浸透します。
木の呼吸を妨げませんし、環境にも優しいです。
内装仕上げに使う塗料はOSMO エキストラクリアーですが、こちらの塗料はさらに環境にも体にも優しい塗料で、赤ちゃんのおもちゃなどに塗られている口に入れても大丈夫という塗料です。
植物性の塗料で木のおもちゃなんかに塗られているものです。
外壁の下地塗料を塗り終えたあたりで台風が接近。
一週間、雨が続いて外の作業が全然できなかったので自宅の車庫で建具を塗装しました。
こちらの塗料は下地塗りのバルッティアクアベースです。
シャバシャバしていて、塗れたのかわからない仕上げですが確実に保護してくれていました。
建具塗装は息子の担当です!
軒下の換気材を入れて軒天を貼った作業が地味につらく、ツイッターで「死んだ」とつぶやくほどでしたw
変な体制で頑張った甲斐がありきれいに仕上げ。
そして塗装でさらに死にましたw
軒下ものすごいこんちくしょーな感じでした。
下地を塗った時点でやりきったみたいになりましたが、これを上塗りであと2回やるかと思ったらちょっと気が遠くなったぜぇ。
気が遠くなりつつも進めていく。無心
だいたいいい感じに塗れた!!
ものすごげぇきれいな色。
2回塗りすると変わってきます。
素敵な色です。
ログの出てる部分をノッチといいますが、この隙間に水がたまると侵入する恐れがあるのでコーキング材で埋めます。
コーキングにはログハウスにもっともよく合う「サシュコ社製コンシール」を使用します。
これで安い変成シリコンなんかをコーキングするとあとが大変ですよ。
高くてもコンシールを手に入れましょう。
コンシールは弾力があり、ログの収縮についてきます。
そして上から色もぬれるのでとてもいいです。
こちらがコンシール。
一本¥1300くらいします。
私はこの小屋に結局6本使いました。
ノッチのほかにもログのひび割れ部分にも対応するので持っておいたほうがよい材だと思います。
ホームセンターのコーキングガンで撃てます!ズッキューン
手が死んできました。
作業終わりに公園の水飲み場で手を洗っていましたがまぁ汚いこと。
そして筋肉がおかしくなってきて鉛筆とおはしが持てない・・・
辛い。。。
塗り刷毛の持ちすぎでこの頃はなにもできなかったw
左 OSMOカラー(内装用クリア)
右 ティックリラ(ホワイト)
奥 ティックリラ バルッティアクアベース