DTMの薦め!!
「今すぐ始めたい人へのDTM講座」
MTRで作業するわずらわしさから開放されたい!
アイディアを書き留めたり、練習したい!
とにかく曲を簡単に作りたい!
そんな人に、コレさえ揃えばDTMができるというお勧めの機種などを
紹介していきます。
必要な機材
1.PC
パソコンのスペックは以下の処理速度が好ましいですね。
現在の最適な環境
■windowsまたはMACのPCであれば処理速度が早いものであれば現在出回っているパソコンのどの機種でも対応できます。
最近ではwin7OSにも対応しているものが多く不自由は感じなくなりつつありますが、XPを長年使っている私を含めたユーザーはインターフェイス等一新させる必要がありますね。
旧環境としては
■動作環境の例 for Windows
Pentium 4 1.2GHz以上 (2.5Ghz以上推奨)
Windows XP (SP2)、Windows XP x64、Vista 32-bit、64-bit
512MB RAM 以上 (1GB以上推奨)
ハードディスク空き容量1GB (10GB以上推奨)
※共に下記の環境が必要
・ハードディスク・ドライブ・スピード7200rpm以上推奨
・CD-ROM ドライブ搭載
・インターネット接続環境
2.インターフェイス
マイクや楽器の音をPCに取り込むための変換機ともいえるのがこのインターフェイスです。
また、PC内部のサウンドカードに負担をかけずに音楽の再生を行うため、外部に取り付ける音楽再生用のサウンドプロセッサーと考えてもOKです。
USB、IEEE1394(Firewire)で接続します。USBの方が安定していると思います。
ここでサンプリングレートという項目があります。
48kHzなどという表記ですが96、192など数値が上がるほど高音質です。
ただしこの数値をあげたからと言って必ずしも音質が最高によくなるといったものではありません。
DTMを始めるのにあたって高みを目指す方は24bit、96kHz以上にも対応している機種を選びましょう。
インターフェイスのお勧めは、
モデリングソフトバンドルモデル>LINE6 UX1 ZOOM ZFX などなど。
このモデルはコンプやマイクシュミレート出来るソフトウェアが同梱しているのでPC上で調整できますし、とても安価で便利です。
音質で言うと手ごろなところでM-AUDIOやTC electronics、EDIROL製のメーカーなどがあります。大体1~2万円代で買えるもので十分です。
大抵のインターフェイスにはIN、OUT端子、外部出力がありモニタースピーカーなどを通して音を聞くことになるので以下項目のモニタースピーカ、ヘッドフォンを参照してください。
3.シーケンスソフト
PCで音楽を作曲するためのソフトウェアです。
タイプはいろいろあり迷うところです。
私はSONAR HOME STUDIO XL、ACIDを使用しています。
この二つのソフトの違い、SHSXLはバンド編成など生演奏を録音したりそのれにキーボードを足したりという作業で基本として使っています。
対してACIDはループという素材を組み合わせて作るソフトなので簡単に音楽を作成できます。ダンス、HIPHOPやエレクトロ系の知識が無くてもそういった味付けが素材を選ぶだけでできるのが魅力です。
バンド編成でDTM構築する場合のお奨め
DJなどのクラブミュージック向けのお奨め
またこれらシーケンスソフトはインターフェイスが一緒についてくるセット商品(バンドルのこと)もあるので製品の安定感を探るならばそのほうが始めやすいし安心かもしれません。
またシーケンスソフトがバンドルされているケースがあります。
この場合、LE版というような機能限定版ですが最初はここから始めてみるのもいいと思います。
エフェクト等必要なものがあればVSTプラグインという世界のネット上に無数に散らばる中から選んで、自分好みをVSTフォルダに入れて読み込めばたいていは事足ります。
自分の使用しているVSTプラグインのお奨めはDTMコーナーに貼り付けてありますので読んでみてください。
4.モニタースピーカー・ヘッドフォン
音を聞くために普段は気にしていない部分ですができるだけ内部で発生する音を素直に再生できる機材が必要です。
CDにしてみたら音が厚すぎたり、違うニュアンスになったりは困るものです。
PCで再生している音質に近づける「ニアフィールド」という考え方で出きるだけ「家電レベル」ではなく「モニター品質」のものを選びましょう。
最低限度としては若干再現力は落ちますがCDコンポが推奨です。
SONY MDR 世界の定番ヘッドフォンです。
モニターなら BEHRINGER MS20やFOSTEX PMなど安いものでもかなり音質UPします。PC付属のスピーカーとはつないだ瞬間に分かる違いです。
5.外付けHDD
せっかく処理速度の速いPCでも内部のHDに保存処理をさせているうちは内部に負担をかけてしまい処理が遅れます。
必ず7200rpm以上の速度のものを選びましょう。
また外部HDDには保存用、バックアップ用と2種類用意するとさらにデータを保存するという意味では信頼性はアップします。
HDD1を500MBとして、HDD2を1TBの容量にするとだいたい2年後には1TBが価格が下がりHDD1を買い替える際に「倍の容量のHDDを同じ価格で買い替える」ことが出来るでしょう。
この先どこまで容量が増えていくのかわかりませんが今はこれでサイクルを維持するのもデータを守るコツだと思います。
6.マイク
定番はSHURE SM58です。
私はRODE M1を使っていますがこれらはダイナミックマイクです。
ファンタム電源を使用できるインターフェイスならコンデンサマイクも使用できます。
コンデンサマイクはダイナミックマイクに比べると繊細な音を拾ってくれますがその分扱いに注意が必要です。
衝撃や湿度の変化に弱いので最初はダイナミックマイクでOKです。
また音質的にも繊細になるので歌い方や演奏に十分に注意しないと粗が出ます。コンデンサはある意味上級者のものとも言えるでしょう。
部屋の外で救急車が走ろうものならその音まで拾ってくれますw
そして最近やっとコンデンサーマイク(RODE/NT1-A)を導入し、より良い収録環境になってきました。
7.その他
その他あったらいいなというグレードアップさせるための機材を紹介します。
☆マイクプリ・コンプ
マイクプリはマイク録りの際に大活躍します。通すだけで音圧・音質の向上につながります。
あらかじめプリセットの数がそこそこあるもので十分だと思います。
コンプはあらかじめ掛録りを意識してハードで揃えることもレコーディングには必要だと思います。
☆ウィンドスクリーン
マイクで歌う際のポップノイズ(息がボッとマイクに当たる事)を軽減します。
鼻息の荒い私は重宝していますw
☆MIDI入力キーボード
ソフトウェアでピアノなどを打ち込むためのキーボードがあると作曲の幅も増えます。
ギターやベースでメロディを付けるのが面倒なときはやっぱり鍵盤だ!と私は思います。