<土地について>
欲しい土地を探す方法として私が行った方法を書きます。
あくまでログハウスを建設する土地を探す自分なりの方法です。
まずは不動産屋を回り土地の値段や候補地を見て回ります。出来るだけたくさん。
でも不動産屋さんにはたまに「いくらでもいいからこの土地を売ってくれ」という方が情報を持ってきています。そんなちょっとしたところに目をつけて探しましょう。
自分の欲しい土地は不動産に無いとわかってしまったら。
次は自分の足で探しましょう。
探し方は、人づてに聞くのも早いですね。
そして気になった土地をチェック、住宅地図で地番を確認。
近所の人に土地のことを聞いてみる。「こんな土地を探しているんですが」と聞けば意外に教えてくれます。
そして土地の素性も聞きましょう。例えば「ここには工場があったんだけど立ち行かなくなって地面にガラを埋めてある」とか「ここは埋立地なのでやめたほうがよい」など。ほかにも「殺人事件があった」とか「地下水がおいしいから飲んでみろ」と勧められたり実際にありましたね。
そして法務局に行き一通¥500かかりますが土地の要約書を手に入れましょう。
これを見ると所有者や土地の広さなど様々な情報が手に入ります。
これをもとに手当たり次第にアタックします。
10か所くらいあたると候補地が見えてきます。
候補にならなかった土地は、所有者が売りたくないと断言する場所、住むには難しいと判断した場所、所有者がすでに亡くなっていて名義が変わっていない場所。
3番目の理由の場所はまずハンコ集めが始まり親戚たちの利権争いが予想されるので手を引きましょう。個人売買では到底太刀打ちできない問題です。
逆におkな土地は、最近名義が変わっていておそらく相続がきちんとされたであろう土地、所有者が使っていなくて売る気がある土地、考えてみるといわれた土地。
この際に相場ということばが出てきますがある程度それを読むためにも事項の地目や課税区分を把握しておきます。
そしてはっきりとした予算を相手に伝えることでうまく交渉につなげます。
候補地に三角地があったら・・・
「三角の土地って風水的にあまり良くないんですよね。。。」
って迷信やそういった形の無いモノを信じる方には大問題。
ちなみに私は少し信じてます。
購入したいって思う土地の候補に三角の土地が入ってまして。。。
解決策は・・・例えば三角の土地を仕切等で四角に区切ってそこの部分に生活するとか。
三角の先は広葉樹などで邪気を払うとか。
風水的に1番最悪だとされているのは「三角の土地に三角の家」ってパターンのようです。
が、やりたいのは「ビオトープ計画」なので広葉樹とか三角の先を植物でとかオールオッケー!
とりあえずカブトムシとか蝶とかバッタ、カマキリ、カエルとかトンボが集まってくれるようなビオトープになってくれたらいいなぁ。
「どんな家を建てるか?じゃなくてどんな場所に建てるか?」が自分の中で一番重要だと思っています。
どんなログハウスを建てようとかばかり思っていましたが、そうじゃなくてどんな環境の中にどんな小屋を建てたらいいのかっていうのに集中しています。
今のところ、自然と一緒に暮らして行けてゆっくりできるスペースがあれば良い家なんではないでしょうか。
<地目・課税区分>
土地にはいろいろな地目があります。
原野、宅地、田んぼ、畑などなど。
住居を問題なく建てられる地目としては原野か雑種地という区分になります。
この地目であれば何にでも利用できます。
が、畑や田んぼという地目であれば問題発生です。
そもそも農業に従事していないものが農地を買うことは法律で規制されています。
なのでこちらの土地については書く市町村の農業委員会に聞く必要があります。
<農業委員会>
農地として申請するのは1000㎡を超す農地ですが、それ以下はだいたい申請されずに家庭菜園などの扱いになっているようです。
その土地が農地であるかは農業委員会に申請されているかを確認したり、市の納税課で納税区分を確認する必要があります。
ですが国の地目区分と市の課税区分は違い、国は土地自体の申請内容に基づいていますが、市は現状の使用状況で課税区分を決めています。
つまり現在畑を耕している場所が国は原野、だけど実際は畑です。
だから課税は畑で課税されますよっとなるわけです。
農業振興地域>
農地の中には農振地域という農業を推進する地域に指定されている場合があります。
この場合は宅地化するのは無理なのであきらめましょう。
農地でないという申請>
農地を宅地化するためには農地を使用しておらず農地ではないという申請を4月、10月に農業委員会に申請する方法があります。
これをしないと農地の地目を変えることはできません。
基本的にこういう面倒くさいことになっているのは、農家が農地を使わないから宅地にして売っちまえというのを防ぎたいからです。
<給排水>
候補地が見つかった時にほかに確認しておかなければいけないのが上下水道です。
その土地にどこまで水道施設が普及しているのかを市の水道課に聞き、配管図ももらいましょう。
この図を見るとどの道路の下に配管されているかが分かります。
上水がない場合は井戸を掘ります。
ここで聞き込みした情報が生きるので周りのおうちがどのくらいの深さまで井戸を掘ったのか聞いてみましょう。
下水がない場合は浄化槽を設置します。
市によってまちまちですが下水道を通せない地域に指定があり、浄化槽の取り付けに補助をくれる場合がほとんどです。
市に確認してみましょう。
<電気>
電信柱がどの会社の所有している電信柱かで許可の下りる期間がかわります。
これは確認しておきましょう。
最後に交渉ですが、嘘偽りのない情報を共有して、納得のいく条件で交渉しましょう。